“米王国”の新潟へ旅行に来たら、美味しいご飯とお酒をぜひ楽しみたいですよね♪
そんな事情もあって、絶品ご飯が炊けるミニ蒸しかまどが、新潟県内の温泉旅館さんにジワリと導入され始めています☆
今回は、この4月からミニ蒸しかまどを導入された地元の温泉旅館さんに取材にうかがいました!
五頭温泉郷 今板温泉 湯本舘さんの“阿賀野市プラン”を体験♪
阿賀野市の国道290号沿いに、村杉・今板・出湯の3つの温泉地が並ぶ「五頭温泉郷」。
そのちょうど真ん中に位置する今板温泉・湯本舘さんに、今回取材でお邪魔させていただきました☆
湯本舘さんは杉木立の奥にたたずむ一軒宿で、緑豊かな自然の中で湧き出る天然のラドン温泉が人気です♪
そんな静かな環境に包まれた温泉に身も心も癒されながら、阿賀野市などの美味しい地元の幸も食して飲んで…ゆったりとした潤いの時間を過ごせるお宿なんですよ♪
こちらの湯本舘さんでは、今年から「ミニ蒸しかまど」導入プランがスタート☆
そこで、若女将である永松祥子さんに、ミニ蒸しかまどがどのように使われているか、ミニ蒸しかまどを使ってみての感想などをうかがいました。
板前が「美味しい。コメの甘さを感じる」
― 湯本舘さんが蒸しかまどを導入されたきっかけは何でしたか。
咲花温泉で蒸しかまどを使っている旅館があったので、最初はそれで知りました。
それから阿賀野市の街中で「SWANLAKE PubEdo 修蔵(※)」さんがオープンされて、蒸しかまどで提供していらしたご飯が美味しくて。色んなイベントに蒸しかまどが出ているのも見ていたので、湯本舘でもイベントで使えるかもしれないなって思って、2つ購入しました。
(※五十嵐邸ガーデンで有名な天朝閣グループさんが経営されている“阿賀野ジャパニーズダイニング”)
湯本舘の板前にも導入するときに味見をしてもらったら、やっぱり「美味しい。コメの甘さを感じるから、ご飯だけで食べてもじゅうぶん美味しい」って言ってくれたんです。
― 今はどのように使われていますか?
今は「阿賀野市プラン」という特別プランでお出ししています。
日帰りのお客様の場合は、お昼にお出ししています。お泊りのプランですと朝食ですね。
夕食時のご飯は、お腹いっぱいで入らないっていう方も多いので、普通の釜で炊いています。蒸しかまどご飯は、できるだけ炊きたてを食べていただきたいので、朝にお出ししているんですよ。
お食事処のテーブルの上に、そのまま蒸しかまどを置いて…インパクトがあるので目の前にあった方がいいかな、と(笑)。炊き上がったら、お客様の目の前でご飯をよそいます。
お客さまが「同じお米でも、全然ちがう!」
― お客様の反応はいかがですか?
今は最初に蒸しかまどを見たときは「何か分からない」っていう人が多くって…「何だこれは」って(笑)
ご説明すると「へぇー」って興味を持ってくださいますね。
味はやっぱり「美味しい!」 すごく喜んでくれます。
夜は普通の釜で炊いたご飯、朝はミニ蒸しかまどで炊いたご飯をお出しするので、ちょうど食べ比べのようなことができる。
「同じお米でも、全然ちがう!」っていうのを感じていただけるので、宿泊プランとしては良いですよね。
― 使いやすさの面では、いかがでしょうか。
固形燃料でできるので、火の調整が必要ないのは良いですね。
ただ、「昔ながらの古典的なやり方だからこそ、おいしさが出る」っていうものなので、正直、必ずしも使い勝手が良いわけではないです。取扱いも注意が必要ですし。
でも、「昔ながらのやり方を、お客様に体験していただける」っていう考えでは、やっぱり良いですね。
白ご飯の美味しさを、お客様に
― 今後は、どのように蒸しかまどを使っていくご予定でしょうか。
今後はご希望によって、朝食ではスタンダードに出せればいいなって思っています。
蒸しかまどの良さを一番感じるのは何といっても“白ご飯”だと考えています。
なので、できたらその“白ご飯”のおいしさを、お客様に体験してもらえたらいいなって思います。
「阿賀野市や五頭の魅力を体感していただけるような宿にしていきたい」と笑顔で話してくださった若女将。
ぜひ今板温泉・湯本舘の「阿賀野市プラン」にて、絶品の蒸しかまどご飯や阿賀野市の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。
五頭今板温泉 湯本舘
〒959-1927 新潟県阿賀野市今板795-2
TEL.0250-66-2321
FAX.0250-66-2230
info@gozu-yumotokan.com
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