今回は、「 自然薯 」と「むかご」を贅沢に使った「むかごの炊き込みとろろご飯」をご紹介♪
ちなみに、「自然薯」は山芋の種類のひとつで、もとは日本の山で自生していたものです。
「むかご」の方が聞き慣れない方も多いと思いますが、山芋の葉っぱの付け根にできる 球芽と呼ばれる直径1㎝ほどの球状で、これが山芋のすぐ近くの地面に落ちると新たな芽が出てくるのです。
栄養たっぷりな食材としても昔から郷土料理などで親しまれ、京都の料亭などでは“まぼろしの山菜”などと珍重されているそうです!
このツヤツヤのむかごは、
新潟市江南区の「カガヤキ農園」さんからいただいたもので、
今回はこれが炊き込みご飯の具材になります☆
さらに、阿賀町の方が山から掘り出した貴重な自然薯をとろろにして、
贅沢な「炊き込みとろろご飯」を作りますよ♪
なお、今回使用する蒸しかまどは「ミニ蒸しかまど小」で、材料の分量もそれに合わせてあります。
むかごの炊き込みとろろご飯 ☆ 作り方
1.炊飯の下準備
お米をしっかり研ぎ、いったんざるにあけて水を切ります。
羽釜に移し、水を注いで、冬場は1時間30分、夏場は30分間浸水します。
2.具材の下準備
浸水させている間に、具材の下準備をします。
むかごはきれいに洗い、熱湯で1分20秒ゆでておきます。
昆布は固く絞ったふきんでさっと拭いておきます。
自然薯はガスコンロであぶってひげ根を焼いてから、
タワシでこすって洗います。
3.とろろを作る♪
自然薯を皮ごとすり鉢ですり、溶き卵も加えます。
自然薯と卵が馴染むまでよくすります。
4.具材をイン♪
浸水が終わったら、羽釜に調味料を入れ、軽く混ぜます。
その上に、むかごと昆布を乗せます。
5.炊飯スタート!
いよいよ炊飯スタートです。
まず23分間炊きます。
上下の空気穴の蓋は閉じないでくださいね♪
(※閉じると、固形燃料の火が消えてしまいます!)
6.蒸らし中…
23分経ったら、上下の空気穴を閉めます。
そのまま10分蒸らします。
7.炊飯完了!
炊けました!
蓋を開けると、むかごの優しい匂いが
辺りに広がります。
8.盛りつける♪
羽釜の中のむかごご飯をかき混ぜて…
お茶碗に盛りつけて…
9.とろろをかける☆
作っておいたとろろを
とろーりとかけて……
10.できあがり♪
ふっくらとしたむかごと
蒸しかまど炊きのふくよかなご飯、
滋味あふれる味わいのとろろが相まった
絶品ごはんです♪
調理のポイント:自然薯は皮ごとすりおろす!
皮ごとすりおろした方が、自然薯の風味をよく感じられます♪
自然薯は皮が薄いので、皮ごとでも食感が気になりません。
詳しい分量とレシピ再掲
材料(2人分)
- 白米 1合
- 水 160ml
- むかご 50g
- 昆布 5㎝×5㎝
- 調味料☆
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 自然薯・溶き卵 お好みの量
レシピ(再掲)
- お米をしっかり研ぎ、いったんざるにあけて水を切ります。羽釜に移し、水160mlを注いで、冬場は1時間30分、夏場は30分間浸水します。
- 浸水させている間に、具材の下準備をします。むかごはきれいに洗い、熱湯で1分20秒ゆでておきます。昆布は固く絞ったふきんでさっと拭いておきます。自然薯はガスコンロであぶってひげ根を焼いてから、タワシでこすって洗います。
- 自然薯を皮ごと、すり鉢ですります。溶き卵を加えて、自然薯と卵が馴染むまでよくすります。
- 浸水が終わったら、羽釜に調味料を入れ、軽く混ぜます。その上に、むかごと昆布を乗せます。
- 炊飯スタートです。まず23分間炊きます。
- 23分経ったら、上下の空気穴を閉めます。そのまま10分蒸らします。
- お茶わんに盛って、とろろをかけたらできあがり♪
いかがでしたでしょうか?
シンプルな味付けで、蒸しかまどご飯の美味しさと具材が醸し出す自然の旨みを味わってみてくださいね!
カガヤキ農園
〒950-0205 新潟県新潟市江南区沢海1-5-8
TEL.025-385-2930
FAX.025-385-2947
info@kagayakifarm.com
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